2018年10月03日
先日、NHKの特別番組で放映された【東洋医学ホントのチカラ】
最近一般的になった美顔鍼ですが、やはり顔だけの鍼では効果がうすいと検証されていました。
これは、当たり前のことなのですが、表情筋を司っているのは〝肝〟なので、
当院でも必ず内臓の調整を同時に施術しています。
持続期間も長い方が喜ばれます。
放送開始から15分後くらい、途中から見たのですが、
東洋医学にスポットが当てられていることを嬉しく思いました。
「東洋人なのに、東洋医学を知らない」
そんなおかしな現代になったのは、戦争のためです。
江戸時代までは漢方や鍼灸が一般的な庶民の医療でした。
日本が外国と戦争を始めたために、
負傷兵を早く治せる西洋医学を学んだ者を医者とする、
という政策転換が行われ、そのまま現在に至っている訳です。
得意分野が違い、外科的処置や救急医療なら西洋医学、
慢性的な内科疾患や未病の段階の症状は東洋医学の得意分野です。
そして、びっくりしたのは、私の母校「森ノ宮医療学園専門学校」にある
<はり きゅうミュージアム>の研究員、横山さんが紹介されていたことでした。
このミュージアムには、中国から伝来した鍼灸が、
日本に合うように独自の進化をしてきた歴史がわかる
貴重な品々が保存されています。
馬や牛に鍼治療をしていたのは知っていましたが、鷹にもしていたのですね。
そして西洋薬と漢方薬の違いや、
アフリカでお灸を使って、結核菌感染予防活動を行っている
イギリスの団体「モクサ アフリカ」のことも紹介されていました。
未知の力☯東洋医学を知って良かった!助かった!
という人が世界中で増えるといいなあと思います。
大阪市北区北区南森町駅・大阪天満宮駅 鍼灸 藍采和(らんさいわ)
2018年10月3日
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