2016年4月20日
初診の患者さんには、必ず行う『スクレラ分析』。
問診票を書いていただいたあとに、白目の写真を撮ります。
白目の上下左右をデジカメにて撮影。
炭酸泉の足浴をしていただいている間に、パソコンに取り込み、
拡大しながらササっと分析。
そして患者さんの問診を始めます。
いろいろお話を伺っても、ご自分の体のことを
短時間に的確に全てお話しされるのは難しいものです。
書き忘れている既往歴や、
言い忘れていた症状や出来事などが必ずあります。
ご本人にとっては、それほど重要ではないことも、
診断する側には、大切なことだったりします。
でも、スクレラ分析を習得していて、本当に助かると実感しています。
スクレラ(白目の状態)には無言のサインが出ているからです。
心筋区域にサインがあるのに、不整脈があった事を言い忘れていたり、
子宮区域のサインがあって、よく聞いてみたら婦人科系の病気があったり。
甲状腺区にサインがあって、後々甲状腺機能低下したり。
そして、スクレラを見れば、その人の食生活などもだいた見当がつきます。
体質までは分析できませんが、症状の原因が何処からきているのかは判ります。
~目は口ほどにものを言う~ まさにそのとおりです。
患者さんの体をよく知るために、そして早く良くなってもらうために、
スクレラ分析はとても役に立ちます
2016年4月20日
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