2014年5月09日
「どうも風邪引いたみたいで…頭が痛くて熱っぽいし鼻がズルズル。。。
明日も予定があるのに困ったなぁ」
「今日は、栄養のあるもの食べて、早く寝てくださいね。
よく効く風邪薬あるから、飲めば熱も下がりますよお大事に!!」
このような会話、当たり前の常識のように交わされていますが・・・
実は、全く「お大事に」と真逆のことを相手に勧めていることを知らないのですね
例えば、「呼吸」・・・吐いて吸う、吐くのが先で吸うのはあとです。
「吸呼」とは言いません(笑)
赤ちゃんが産まれた時も、まず最初に「オギャー!」と吐くのですよね。
体にとっては、「入れる」ことより「出す」ことの方が重要なのです。
入れる < 出す
汗、オシッコ、ウンチ、これらがスムーズに出ることがまず基本です。
そして風邪のウィルスは鼻や口から入るので、奥まで侵入させまいと、
粘液と共に排出してやるぞ~!という素晴らしい防御機能が働いてくれるのです
鼻水・咳=出るものは出してあげなくちゃ!
発熱は、体温を上げてリンパ球を増やし、ウィルスや細菌を退治しようとしている状態です。
風邪薬は風邪を治さない、ウィルスにとっては有り難~い薬('∀`)という訳です。
風邪に抗生物質を出すお医者さんが居たら笑っちゃいます
せっかく生まれ持っている体の防御機能にストップをかけて、
楽なことをしていると、使われない機能は退化していきます。
自分で自分の体を弱くしていることに気づいてほしいものです。
また、栄養のあるものを食べる・・・というのも必要ではありません
免疫力も落ちて消化機能も低下しているところへ高カロリーの食べ物が入ってきたら、
胃腸がもし喋れるなら「いじめないで~」と言うでしょう。
消化器系も休めてあげる方が良いのです
異論もあるようですがサーチュイン遺伝子(全ての遺伝子をスキャンして修復し、
臓器の劣化スピードを遅らせる遺伝子)
のスイッチをONにするのは空腹状態だと言われています。
人間の身体は、簡単に解明なんて出来ない、とっても複雑で神秘なものですが、
昔から、ヨガや修行僧の行う「断食」が今でも身体に良いと継承されているのは、
経験から昔の人は、少食や断食の効果を知っていたのでしょうね
(知識なく断食するのはやめてくださいね)
~南森町の鍼灸院 「鍼灸 藍采和」の日記~
2014年5月9日
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