2014年5月11日
今日、稽古が終わって師匠からの貴重なひとこと…
「剣は手品」。。。?
毎週末、約3時間半の道場での稽古をずっと続けている。
鍼灸師になるキッカケとなった太極拳
現在は、「形意拳」と「楊家太極剣」のふたつを受けている。
「楊家太極拳」というのは、その昔、皇帝だけが習うことが出来たという
特別な武術で、とっても細かい動きで極めて難しい。
相手の動きに逆らうことなく受け流し、技をかけさせた瞬間に逆転してるという。。。
見ているだけだと、どうやって攻撃&防御しているのか全く分からない動き。
どうやら皇帝も習得出来なかったのではないかというほど。。。
まず立ち方が完成されていなかったら、何の強さも発揮出来ない。
楊家だと名乗ってやっている武術家は沢山いるらしいが、
立ち方を見るだけで、本物かどうか、つまり使える武術なのかが分かるそうだ。
最近は、見た目が派手で新体操のごとく観せるモノが流行っている…
剣を使う練習に入れるのは7年目くらいから。
身体がある程度出来てからでないと武器は扱えない。
剣のサバキ方が上手くいかず悩んでいると
「苦労するねっ」と師匠は笑って、
剣の持ち変え方を教えてくださいました
そう!剣は、握るだけじゃあないのでした。。。
ただ剣を振り回す武術ではないのだから。
高度な技。。。凄いっ!と感服するばかりでした。
やられた側は、いったいいつ切られたのか分らないから
「手品」なのです
まあ今、剣を使ったり戦ったりという現実はないですが…
臨床や日常生活にも応用出来ることが学べている。
考え方の柔軟性を養うと、身体も自由に動かせるということは、
反対に身体の力みを抜いて思うように動けるということは、
頭も心も柔らかくなっているということなのでは?と思ったのでした。
手品が使えるよう、練習します
2014年5月11日
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