2014年2月09日
「マラチオン」といえば、アクリフーズ群馬工場での事件で
名前を知った方も多いですが、有機リン系殺虫剤です
最近では、ネオニコチノイド系殺虫剤の方が低毒性だと主流ですが、
ミツバチの大量死への影響、生態系への懸念から、昨年5月欧州全域で
3種類のネオニコチノイド系農薬(クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム)
の使用、販売が禁止されました。
日本ではどうかといえば…この2月に、ネオニコチノイド系残留農薬基準を
引き上げるそうなのです!!!!!
スーパーの綺麗な野菜には「ただちに健康には影響ない」
と言われる(聞き慣れたセリフですね)量が普通に入っています。
ネオニコチノイドは、ニコチン様物質です。
タバコを食べているのか…?
どれも人には神経毒として作用し、特に子供の神経や脳に影響します。
事件の報道では毒性に関する情報が不十分で、過小評価でした
私たちが一番知りたい事は、なかなか報道されないのです
なぜでしょう…?
「都合の悪い真実」だから…
便利で簡単、儲かる、を重視した発展は
結局、自分達の子供の世代に負担がかかっていくのに
(株)地域情報計画研究所というところの記事に良い事が書いてありました
「日本の食事情は加速度的に最悪の方向へ舵をきっています。
知らないでいることは、命を放り出すことに他なりません。
買い物は日常の投票活動です。多くの国民が加工食品を買わず
自然栽培物へ関心が集まれば、当然のことながら購入されない商品は消え、
農薬等を用いた栽培も少なくなっていきます。大多数の「でも仕方ない」が
この社会、地域、日本、自然を台無しにしてゆくのです。
2014年2月9日
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